2015年9月20日日曜日

なべこのいない部屋#06「ホルン18としゃべってみた」

タイトル見て、あれ?ってなりましたか。
そうです、今回はなべこがいません。
この録音自体合宿前に撮ったんですが、なべこに対談依頼するのが面倒になったブログマスターがもう自分でやっちゃおう、と思った次第であります←
でも、なべこさんも最近対談に漕ぎ出したみたいなんで、ほんとのなべこの部屋がそろそろ上がってくるんじゃないかと思います。

今回は謎の多い後輩であるホルン18と徒然なるままにしゃべってみました。
対談しただけでいろんな知らないことが飛び出したので、まだきっとなにかある 笑
そして今回も長いので前置きは軽めで、本編へどうぞ!
〈みほる〉
---------------------

●なべこのいない部屋●

CMSの人々はいったいどんな人たちなのか。部室で繰り広げられる他愛もない会話を対談形式でまとめた企画です。今回はまさかのなべこがいないverです。

第6回 「ホルン18としゃべってみた」


〈登場人物〉
3番:この夏は暇すぎてホースでホルンを作ったホルン18。謎は多いが、ホルン好きなのは確か。
4番:この夏は留学中にもかかわらず広報の仕事を頑張ったホルン18。謎は多いが、トマト好きなのは確か。
みほる:ブログマスター

----------

"タンギング、なんでこんなに愛してるかっていうと…"

み:どうも、こんにちは。なべこのいない部屋です。とりあえず、今日のメンバーはホルンのー?
4:ホルンの18のメインの4番の人です。
3:ホルンの18のメインの3番の人です。
み:いえーい。新世界の意気込みはどうですか?
4:頑張ります。…面白いこと言えないんで。どう吹くかってところが難しいですね。音は並べられるけど、どういうニュアンスで吹いたらいいかが難しいところです。
み:なるほどー。じゃあ、3番さん。
3:音符があんま多くなくて、少ない分ごまかしがきかなくて、どの音も意思を持って吹かなきゃいけないな、っていうのを感じています。
み:ありがとうございます。聞いた話によると、3番さんはタンギング愛が激しいとか(笑)。
3:タンギング、なんでこんなに愛してるかっていうと…、いや、別に愛してはいないんですけど。僕のホルンの師匠がタンギングがめちゃめちゃ綺麗で、師匠の音に近付きたいと思ったので、タンギングについていろいろ考えることになりました。
4:タンギング愛…(笑)。
み:どうやって練習したらいいですかね?
3:僕が聞きたい…。あの、先生に言われたんですけど音が出る瞬間に、ポンってでるのが大事なんですよ。ぷっぷっ、みたいな。なんか、Pの発音で…。
4:タンギングの音?
3Pの発音でタンギングがしたいなって思ってて。
み:Pなの?Tじゃないんだ。へぇ。
3:音の初めがポンって出るのが自然な感じで。僕は不自然な音楽は絶対作りたくなくて。音出そうとしたときに音が出ないだとか、ぷすって音が鳴ると不自然に聞こえちゃうんで、出だしから自然に聴かせるのが大事なんじゃないのかな、と。
み:だそうです。3番さんでしたー。さて、4番さんは今回合宿こられないんですよね。(録音は合宿前に行いました。)
4:花火出来ないのが残念です。
3:そこ?それだったら合宿外でやればいいじゃん。合宿でやるから意味があるみたいな?
4:や、去年は毎晩のように花火をしてたから。
み:そんなやってたっけ?(笑)
4:やってましたよ!(笑)逆にこんなにやるんだ、と思って。花火って一回くらいの特別なイベントかな、って思ってたらずっとやってるから…(笑)
み:うそ、そんなにやってたんだ…。

"音色でホルンを負かすものは、ない"

み:じゃあ、ちょっと話を変えて、なんでホルンを始めたか、とか聞かせてもらえるかな?
4:私はたまたまなんですけど、中2ではじめて。演劇部に中1のときに入ったんですけど緩かったから辞めたんです。その人たちは結構頭がおかしかったから…。
み:え?(笑)
4:たまに、遊ぼうってなるんですけど、頭おかしい人たちだなって思いながら遊んでる…。まあ、でも普通に部活もやりたいなって思って吹奏楽部に途中入部して、孤立感を味わいながら…。
み:じゃあ楽器は余ってた楽器って感じ?
4:そうです。中1のときに辞めたホルンの子がいたんで代わりに入ったみたいな。他のパートにそこから入るのも雰囲気的につらかったんで…。小学校の頃に金管クラブでチューバをやってて、皆で音を作る感覚が好きだったので、それは今もホルンやってて楽しいですね。
み:へぇー!そうだったんだね!初めて聞いた。じゃあ、3番さんは?
3:音楽始めるきっかけはブログに書いたんで、
4:ご参照ください。
3:はい、ご参照ください。音楽始めようと思ったのが中21月で、僕の叔父さんが高校の吹奏楽部の顧問やってて、それでトロンボーン吹きでもあって、オーケストラオタクでもある人なんですけど、その叔父さんに楽器やりたいって言ったら、いらないトロンボーンあげるって言ってトロンボーンもらって、
み:え、もってるの?
3:今は、返しちゃいました。それで中3の受験期に息抜き程度に月2回くらいぶーぶー適当に吹いてて、高校入ったらトロンボーンやろっかなって思ってたんですけど、なんかちょっとトロンボーンが性格的に自分に合わなくて。高校入ったらオーケストラ部だったんでトロンボーン募集一人で、凄く上手い人がいたんで無理かな、と思って、誰も希望してなかったパーカッションに回されたんですけど、その前に楽器体験でホルンだけ体験してなくて、そのままパーカッションに入ったのでちょっとホルン体験してみたいな、と思って。次の日にホルン吹いていいですかって、吹いたら、なんかビビッと来て。こう、衝撃を受けて。あ、これだ、みたいな。
み:え?もうパーカッション入ってたんだよね?(笑)
3:はい。それで部長に頭下げてホルンにしてくださいみたいな。
み:入部早々すごいことをしてるね(笑)。
3:それでなんとか部長さんのおかげでホルンをやることができたってのがきっかけですね。
み:へぇー。よかったね。
3:よかったです。
み:じゃあ、もしかするとぽんさん(パーカスの17)の下で叩いてたかもしれないと。意外とみんな他の楽器やってたんだね。
4:でも、ホルンが一番いいですね。
み:ホルンが一番いいですねぇ(笑)。
3:ベルが後ろ向いてるのがいいよね。
4:音色がね、ホルンは素晴らしい。
み:ほかの楽器からホルンに行く人は聞くけど、ホルンから他の楽器行く人ってあんまり聞かなくない?
3:この魅力にはまったら抜け出せないんだよ。
4:音色でホルンを負かすものは、ない。
み:ホルンはいい音するよね。皆さん意外な過去がありましたね(笑)。チューバとトロンボーンで、さりぃ(ホルンパートトップ)はトランペットやってたから、私ユーフォやってるべきだったかな?(笑)金管網羅みたいな。
4:実は高1の時ユーフォちょっとやってました。
み:えぇっ?!そうなの?
4:高1のコンクールのとき、ホルンの人数の関係で私がユーフォにまわって。
み:吹きやすかった?ユーフォって。
4:え。結構難しかった…。まぁ、でもユーフォは好きですね。音は直線的な感じですよね。すごい息使ってわーって吹くって感じだから、ホルンの方が少ない息で吹けるから繊細にできる気がします。
3:ホルンは繊細な楽器だからね…!
み:もう、ホルン絶賛会だね(笑)。
3:ホルンの性格が移るというか、神経質になるというか。
み:どうなんだろうね、楽器ごとに性格があるとか言うじゃん。
3:オーボエはハゲるって言いますよね。
み:やめたげて(笑)
3:え、あ、カットで…!
4:おもしろいから載せましょう。
み:載せよう。
3:でも、どこのオケみてもオーボエ奏者はハゲで…
み:うわー、今のはもっとひどいね(笑)。
3:フルート奏者はふさふさ、みたいな。
み:ストレスフリー…。
4:面白すぎでしょ(笑)。
3:ホルンはどうなんですかね?
み:どうなんでしょ。性格じゃないけど、ホルン顎ってのはあるらしいね。筋肉の付き方で口周りが似てくるとか。
4:顎で分かる、ホルンパート。

"情熱的且つ理性的な演奏がしたい"

み:おすすめの音源とかありますか?
4:今聞いてたのはチェコフィルのノイマンですね。
(もう一度新世界の頭から流し始める)
3:僕は、情熱的且つ理性的な演奏がしたくて。
み:ほう。
3:情熱的だけだと疲れるんですよ、聴いてると。だけど、情熱的且つ理性的だとすごく、いい、演奏になるんじゃないかと。理性的すぎると、それはそれでつまんないんです。だからその二つを兼ね備えた指揮者が僕は好きで。だから今の先生は好きです。
み:今回、機関車がテーマということですが、それについてはどうですか?
3:乗ったことないですけど、Allegroのホルン34番のメロディーの後のFgが機関車っぽいな、とは思います。
4:なんか、Fg2ndって超重要らしいですよ。この和音何かなってなったときスコア見てFg2ndを見たら何の和音か分かるらしい。だから音程的に超重要らしい。
3:チャイ5とかでもFg2番はすごい重要な動きしてるし、ドヴォ8では1stじゃなくて2ndがメロディー伴奏したりとか、Fg2番っていいですよね。

"自分の音を聴くのが大事"

4:この間、ホルンのトレーナーさんに、どうやったら上手くなるんですかって聞いたら、
み:すごい質問をするね(笑)。
4:そしたら自分の音を聴くのが大事って言われました。録音とかも今は簡単にできるし、やったらいいんじゃないかな、って
3:録音して自分の音聴いたら絶望感が。
み:地下の個室で聴くとすごいよ、何も響きがない(笑)。うん、まあ結構喋ったので、最後に一言お願いします。4番さんから。
4:合宿頑張ってください(おかしなイントネーションで)
3:今の妙なイントネーションがブログで表現できない(笑)
み:じゃあ、3番さん。
3:さっきちょっと話で出たんですけど、プロの人って軽々と吹くじゃないですか。クラシック音楽と他の音楽の違いっていかに自然にできるかってところだと思うんですよ。頑張ってる感を出すのは違う音楽で。ジャズとか即興で見せびらかすようなとこがあるじゃないですか、でもクラシックはいかに自然に吹くかが大切だと思うので、自然な新世界ができるように頑張りたいな、と思います。
み:はい、3番さんと4番さんでしたー。ありがとうございましたー。(拍手)

0 件のコメント :

コメントを投稿