2015年6月9日火曜日

五線譜と六法全書とにらめっこ

タイトルが川柳っぽいですね。意図してないのですが…
今日は夏休み前、最後のCHです。
これから勉強しろってことですね!あはははは(白目)
とりあえずtuttiを頑張ろう… まだ、期末まで時間あるし…

CHもないと書くことないので(笑)、ブログはテスト終わるまで少しお休みをします。
いつも読んでくださっている方にはすみません。夏休みになったらまた読んでください!


そういえば、この間びっくりすることがありました。
先日、正門から学校へ向かう道を歩いていたら、突然カラスが私の後頭部に体当たりをかましてきたんです…!痛くはないけど驚きますよね。
カラスの脇見飛行だったのか、私に恨みがあったのか分かりませんが、皆さん正門のカラスにはご注意を!

さて、カラスとの衝突事故に対応してくれるか謎ですが、そんなトラブルを解決してくれる弁護士の卵、こしゅーたさんにバトンタッチしてそろそろ開廷時間です!
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はじめまして!
こしゅーた と申します!

CMSではヴィオラパートの一員、大学では法学の専攻で、CMSでは五線譜とにらめっこ、机の上では六法全書とにらめっこ、…そんな暮らしをしております
クラシック音楽に法律、どちらもちょっと小難しいと敬遠されがちなもの。でもそんな小難しい世界にハマってしまった一人として、どちらもちょっと扉を叩けば、素敵な新世界が見えるんだよ、と皆さんにも是非お伝えしたいので、今日はこんな話をしましょう…



かの有名なチャイコフスキー先生が法律学校出身で法務省での勤務経験有りだったというのは、結構有名な話ですよね?(彼の場合、望んで法の道へ進んだわけではないようだけどね!)そんなことをぼんやり思い出しながら、音楽と法に通じることって何かないかなぁ、とぼんやり考えてみます…そうしてふと頭をよぎったこと…

それを一言で表すなら、法の世界と音楽の世界、どちらにおいても「解釈」がとってもとっても大事、ということ。当たり前と言えば、当たり前の話なんですけれどね…?

何かしらの問題が発生して、法的に決着をつけようと思ったときに、何かの法律の条文を引っ張ってきて、即解決!なんてほど、世の中は甘い物じゃありません。社会には複雑な事案がゴロゴロしています。もちろん、条文は「絶対」のものとして解決策発見のベースになります。でも、大事なのは、条文の意味内容を「解釈」で明らかにして、問題となる事件に当てはまるのか検討し、当てはまるのであれば、そこから結論を導き出すこと。
だからこそ、いざ事件の裁判となれば、裁判官や弁護士・検事が頭を捻りに捻って、結論に辿り着こうとするんですよね。
であるから、事件の細かな背景、時代、あるいは、判断を下す人が変われば、似たような事件に対しても全然違った答えが出てくることもあり、そこがまた面白く、難しく……学び甲斐があるってもんです。

それって、音楽の世界にも通ずるでしょう?
クラシック音楽にも楽譜という「絶対」のものがあります。でも、その楽譜上の情報だけをもって、音楽を完成させることなんてまずありえません。
演奏者それぞれの意図・意思、「解釈」があって、それが正しいのか間違っているのか探りながら、マエストロや各トレーナーの先生方の指示・指導を仰ぎながら、一つの「答え」として、楽団の音楽を完成させていく。
もちろん私たちは一介のアマチュア愛好家だから、出した答えは、その道のプロには遠く及ばない、拙い物かも知れない。でも、そこにあるのは確実に世界に一つしかない、私たちが出した「答え」なんです。(そう信じたいなぁ……!!!)
そしてその出てきた答えを、一人でも多くの方と共有できたなら、こんなに幸せなことはありません。

だから、この記事を読んで少しでも興味が湧いたあなた!!
次は法廷で会おう!

………間違えた。
さてさて、CMSが出す答えとはどんなものになるのか…

秋の練馬でお会いできれば、大変光栄です。

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