2015年8月10日月曜日

夏休みの日記

先日、学指揮による全通しが終わり、お盆明けまで練習はお休みに入りました。
団員は帰省したり旅行をしたりしていることでしょう。してない人もいることでしょう。
前回の学指揮は13:00~19:00という長丁場で、とてもハードでした。
ウルトラマンだって3分しかもたないのに、ヒューマンみほるが6時間も持つわけもなく、終盤はカラータイマー鳴りっぱなしでした。ぴこーんぴこーんぴこーん
休憩挟んでも集中力が戻らないのは休み方が良くないんですかねー。一旦M78星雲に帰るぐらいしないといけないのかな。

お盆明けまで時間があるので自主練ですね!
そして合宿もじわじわと近づいてきました。頑張ろー!
さて、今日はかちこさんにお願いしました。張り切って書きます!といって当初3500字の大作を書いてくれたのですが、ブログマスターからの非情なボツをくらい2500字以内に収めてもらいました。
ごめんね、でも3500字って原稿用紙9枚分だからね、レポート並みに長いよね。
〈みほる〉
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こんにちは!2年生ホルンパートのかちこです。最近暑いですね。みほる先輩は「暑いから思考回路が適当」な状態らしいです。(ホルンパートLINEより引用。)CMSな日々ということで、先週の私のCMSな日々を日記っぽく書いてみました。
 
 
84日(火)晴れ☀ 
待ちに待ったCH。今日が楽しみで昨日は全然眠れませんでした。(我が家のエアコンが壊れていたため、暑さ故に眠れなかったという説もある。)午前中はホルンパートでパート練習をしました。詳しくは84日のブログにみほる先輩が書いてくれています。ちなみに顎関節症になったのは私です。今回は軽傷で済んだので、すぐ痛みがおさまりました。(以前はクリスマスの日に発症しました。そのときはものを噛めなかったため、ゼリーしか食べられず、さみしいシングルベルを過ごしました。)今回はCMSのホルンパートトップで、アイドル活動もされているというさりぃ先輩と(731日の記事参照)留学に行っている1年生のMさんを除いた4人でスラブ舞曲を練習しました。
 
パート練習が終わったら、2年生トランペットのY君とトロンボーンのNさんとプーランクの金管三重奏のあわせをしました。スコアを見て、音楽の解釈を確認しながら細かく練習を進めていきました。とても難しい曲ですが、とてもやりがいがあります。アンサンブルは本当に楽しいです。小コン(夏合宿で行われる室内楽発表会)でいい演奏ができるように頑張ります。
 
あわせが終わったら、CMSの人たちと花火を見に横浜のみなとみらいの方に行きました。みなさんの浴衣姿、すごく似合っていました。花火はとても美しく、私は言葉を失いました。CMSの人々も、花火が上がっているうちは皆無言でした。皆はこの無言の中で何を考えていたのだろう。そのとき私は、全く違う人生を歩んできた者たちが、今ここで一緒に花火を見ていることの不思議を感じました。出会いは偶然ではなく必然なのかもしれません。私は今までたくさんの音楽仲間と出会ってきました。ひとつひとつの出会いは、どれも私にとってかけがえのない大切なものです。ホルンが、音楽が多くの仲間と私を結び付けてくれているのです。
 
花火の後は大変でした。私たちが帰るタイミングになってJRがしばらく止まってしまったのです。ヴァイオリンのY君とMさんと私は東京駅ダッシュの成果もあり?かろうじて家に帰ることができました。(実際は走る必要がなかったといわれているのだが、このダッシュが功を奏したと思いたい。)ホルンの相方のNさんは家に帰ることができず、新宿の漫画喫茶で一夜を明かしたそうな。
 
85日(水)晴れ☀
今日のCHはスラブ舞曲とドヴォコンの金管練習でした。ホルンパート1年生のUさんはネズミ解剖サークルの活動のため、お休みでした。強化練の復習や、和音の確認を行いました。漫画喫茶から始発で帰還したホルンの相方は、練習終了15分前に来ることができました。本当にお疲れ様でした。
 
練習が終わると、金管三重奏のメンバーとガッキ(ICUの食堂)でお昼ご飯を食べました。たくさん笑いました。こんなに笑ったのは久しぶりです。その後は3人でプーランクの金管三重奏のあわせをしました。今日のあわせは大変でした。昨日と同じように真面目に練習を進めていたのですが、突然われわれのうちに、“笑い病”が伝染してしまったのです。なぜか曲を始めようとすると誰かが笑ってしまい、演奏にならないのです。笑ってしまうと金管楽器を吹くことができません。金管奏者に求められるのは、笑いに耐える強い精神力であるということをひしひしと実感しました。
 
なんとか持ち直し、真面目に練習を終え、新宿に向かいました。新宿で高校時代の親友と待合わせをし、その後焼き肉を一緒に食べました。彼は音大で指揮とヴァイオリンを専攻しており、たくさんの興味深い話をしてくれました。自分たちの将来の話や、人生の話、いろんなことを語り合いました。歩くことが共通の趣味である私たちは、新宿から自分たちの出身高校まで歩きました。見慣れた光景が眼前に広がっていくとともに、自分が高校のオーケストラでホルンを始めたころの様々な思い出が脳裏によみがえっていきました。あのときは金管の初心者が自分だけで、曲もまったく吹けず、つらい思いをしていました。しかし、そのつらさをはるかに凌駕する気持ちがその時にはもうあったことを思い 出したのです。“とにかく音楽が好きだ!”という気持ちです。音楽とは無縁だった私が音楽と出会ったのは、中学2年生の1月でした。そのころの私は何もかもを信じることができず、人生に何の意義も見い出せずにいました。そんな私を音楽の道に導いたのは、中学校の音楽の授業で聞いたスメタナ作曲の連作交響詩『わが祖国』でした。そのときの衝撃は今でも覚えています。こんなにも美しい世界がこの世にはあるんだ!と悶々とした日々に一筋の光が差し込んだようでした。高校では音楽をやりたいと思い、入学したのがオーケストラ部のあるこの高校でした。そんなことを思い出していた私に、彼は言いました。「こんなに素晴らしい音楽という芸術に関わることができる、それ以上の幸せはないよね」。ホルンが、音楽が与えてくれたかけがえのないものをこれからも大事にしていきたいと思いました。
 

本当は5日分作っていたのですが、長くなってしまったので、ここら辺にしておきます。なにが言いたかったというと、CMS日々はすごく充実しているよ!ということです。CMSは本当に良いオケです。ではみなさん103日に練馬で会いましょう。

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