2015年7月12日日曜日

オーボエ奏者殺人事件

最近急に暑くなりましたねー!
ここのところ雨続きだったので久しぶりに布団を干したら、ホカホカでした~~…っていうかアッツかったわ(゚Д゚;)

昨日はクラリネットのトレーナーの先生に管打練習を見ていただきました。
やっぱり、先生に見ていただくと、すごく勉強になりますね!
管打リーダーは練習後に先生と飲み会があると思って意気込んでいたのに、仕事があるからと先生はあっさりお帰りになり、飲み会は次回へと持ち越されたのでした。チャンチャン♪

さて、今日はオーボエのハンサムさんにお願いしましたー
以前も書いてる方なんですが、なんでペンネームを統一しないんですかね?不思議不思議。
皆、ホント好き勝手に書くよねー 笑 
何書いてもいいよ、って私が言ってるからだろうけど 笑
〈自分も好き勝手に書いてるみほる〉
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 サスペンスドラマで殺害されるなど、最近なにかとメディア露出が多いですね。オーボエという最も美しく高雅な楽器は多くの人にとって親しみにくいものであると思っていたので嬉しい限りです。
オーボエのリードを湿らせるための水入れに毒を入れることが果たして可能なのか、そしてその毒で我々オーボエ奏者が死に至るか、真相をお話ししようと思います。


 まず最初に水入れに毒を入れるのはほぼ不可能でしょう。多くのオーボエ奏者が使っている水入れは某新宿の専門店で売っているもので、それは恐ろしく化学変化に弱いものだからです。仮に毒を入れたとしてもすぐ気付いてしまいますね。そして、第二に、毒を盛られてオーボエ奏者が死に至るかどうか、これは非常に難しい問題です。例えば、私達は日常的にアルコールという毒分を過剰に摂取していますが、死に至ることは(経験上)あまりありません。そして、私達オーボエ奏者はオーボエを始めるや否や毒殺に備えて毎日微量の毒を摂取しているのです。これにより、私達は毒物に対して抗体を持つことが出来るのです。
 以上のように、オーボエ奏者を毒殺することはほぼ不可能です。では、どうすればオーボエ奏者を死に至らしめることが出来るのでしょうか?


 オーボエ奏者を殺すには毒物など必要ないのです。
 私達は演奏の際に「リード」という二枚のメンマのようなものを使用します。「リード」はプロの場合各々の奏者によって自作されますが、アマチュアの場合よほどオーボエの為に人生を投げられる、または種々のコストに無関心な人しか作りません。主にアマチュアは専門店でリードを購入することになります。
 オーボエの演奏は「楽器が二割、奏者が三割、リードが五割」、と言われています。そして、オーボエ奏者はその高貴な性格ゆえに現状のリードに満足することなく、常により良いリードを目指し様々なものを投資するのです。それは時間であったり、お金であったり、安定した人間関係であったり、色々なものがあります。


 さて、この様にオーボエ奏者が血眼になり、ある種人生をかけてしまっているリード、これを用いれば毒殺よりもかなり簡単に、そして確実にオーボエ奏者を殺害することができます。
 リードを全てメンマに変える、という方法が最も一般的です。
リード製作の工程をザックリと説明すると、ガウジングの後にシェイピングをし、舟形という、後は巻つけるだけの状態を作ります。ガウジングの際にかまぼこ型の材をメンマに入れ替えればもうこれでオーボエ奏者を消す準備は整いました。オーボエ奏者はあまり賢くはないので、ケーンがメンマに変わったことに気付かずにリードメイキングの工程を最後まで終えることでしょう。そして、いざ発音、となった時にオーボエ奏者が奏でる音は昔懐かしのチャルメラの音となっていることでしょう。
 オーボエ奏者は見事にチャルメラ奏者へと華麗な変身をとげたのです。

〈ハンサム〉

3 件のコメント :

  1. クラリネットは1枚リード。
    オーボエは2枚舌リード・・・いやいや 2枚リード。
    よーくオーボエといてね! (^^)
    ここ数年、オーボエもクラリネットもいい音を響かせていますね!

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  2. 次回の演奏会のアンコールで、ハンガリアンダンス6番をお願いしたいです。3年ぐらい前にリクエストをしましたら、アンコールでやっていただきました。
    最初、出だしはスローで重たく、そしてみなさんの楽器をしっかり響かせてください。希望です! ご検討、よろしくお願い致します。

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    1. コメントありがとうございます。
      プログラムは団内でよく話し合って決めるつもりです。
      これからもCMSをよろしくお願いいたします。

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