2017年1月25日水曜日

着工

こんにちは。
先ほど英語の期末試験を受けてきたブログマスターです。(よかった、今度は単位取れそうだ…(小声)

今は「フィンランド風」という言葉の推しに負け、美味しそうなカップスープを飲んでいるところです。(*´ω`*)ふう。一体何がフィンランド風なのかというと、ディルとサーモンが北欧テイストらしいです。

でも、北欧と一口にいっても、ノルウェーのグリーグとフィンランドのシベリウスはやっぱりテイストが違うんだなあ、と言うのが昨日のtuttiを通じて思ったことでした。

グリーグのノルウェーは、「上に乗るウェー」てことで、ヨーロッパ大陸のいちばん上にのっかってて、
フィンランドは冬戦争もあったようにロシアと隣接してて、
そのあいだにスウェーデンがあるから地理的にも若干離れてるんですよね。

フィンランドは森と湖の国で、
ノルウェーは川と断崖絶壁のフィヨルドで山や渓谷の景色、あとヴァイキングがいた!
という個人的イメージ。

ネットで画像を検索していろんな写真を見るとすごく楽しいです。おすすめします。
こんな壮大で優雅な景色の国で生まれた曲……と思いを馳せると、もっといろんな色が楽譜から聞こえてきそう。
あの白黒の楽譜は、ほんとうはこんなにも美しい景色でできているのだという気がします。


さて今日は、グリーグではトップを務める、次期コンミスのれんれんさんに記事を書いていただきました。曲への熱い思いが伝わってきます…!

〈いつか〉


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こんにちは!いちだんと冷え込む今日このごろ、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
僭越ながらはじめてCMSな日々に投稿させていただきます、次期コンサートミストレスです(*'ω')

さて昨日1/24は、今シーズン初めて、指揮者の井崎先生と「交響的舞曲」に取り組みました!事前にパート・セクション練習や学指揮tuttiなどを重ねることでつくった土台に、少しずつ家が建ち始めた気分です(´∀`)先生のご指摘やアドバイスで、自分たちでは気が付かなかった部分に光があたったり、すこし見えていたものがより鮮明に見えるようになったりしました。春を迎える頃、爽やかな風が吹き抜け、庭には花が咲き緑が薫る、そんなおうちを建てたいです。

なにより昨日の復習ですね!9時半ごろおわるtuttiの録音をその日のうちにメーリスで流してくれる記録係ドゥダメルくんのお仕事に感謝しながら、楽譜とにらめっこしようと思います。

昨日のtuttiからはすこし離れますが。
この曲には素朴ながら非常に美しいメロディがいくつも登場します。そういった美しさを求めて日々練習に励むわけですが、わたしはいつも「イデアに向かってエロースせよ!」という言葉を忘れないようにしています。高校一年生の時に倫理で習ったものでして、どこかに欠けた部分をもつわたしたちが、完全無欠な本物に憧れ、それを追求する(せよ)ということを意味します。
音楽って突き詰めれば、この行いそのものではないでしょうか。他にも難しい要素は沢山ありますが、みんなでひとつの理想を追い求め、よりそれに近づこうと試行錯誤する。この繰り返しが蓄積されて、作品が出来上がってゆくのだと思います。

来る4/22、みなさんにその集大成をお見せできることを心待ちにしています٩(ˊᗜˋ*)و
さて、卒検を受けに行かなきゃ!

〈次期コンサートミストレス れんれん〉

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